知らないと危険!!アフィリエイトの禁止事項を解説するよ

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今回の問題は?

アフィリエイトは、気軽に始められる副業で人気があり、多くの人がやってみようと思うのではないでしょうか。

舞台となるネットの世界は、いっけん自由にも見えますが、きちんとしたルールがあります。

ルール違反をしてしまうと、アカウントの処分や悪質な場合は、損害賠償や法的責任を問われる場合もあります。

ルールを守るためには、どのようなものがあるのかを知っておく必要があります。

今回は、アフィリエイトに関係する禁止事項について書いていきます。

アフィリエイトをやる前に確認しないといけない禁止事項とは

下記の項目に該当しないことを確認してアフィリエイトをはじめましょう。

・サイトの運営者は18歳未満だとNG

18歳未満の運営者はアフィリエイトをすることができません。

ASPによっては、保護者の同意書などがあれば認められる場合もあります。

・虚偽の情報での登録はNG

アフィリエイトをする上で、ASPなどいろいろな場面で自分の情報などを登録する場合があります。

登録時に嘘の住所などを書くケースがありますが、本当の正しい情報で登録するようにしないといけません。

・第三者がサイトを運営している場合はNG

サイトの運営者は、本人である必要があります。

三者がサイト運営している場合、ASPから警告を受けたり、アカウントを削除される場合があります。

・過去に強制的に退会させられた者が再登録することはNG

ASPブラックリスト保有していますので再登録は難しい場合があります。

・反社会的勢力などの構成員・準構成員はNG

反社会的勢力のかたは、アフィリエイトできません。

アフィリエイトで守らないといけない禁止事項

不正に成果報酬を獲得することはNG

不正な手段で報酬を得ようする行為は禁止されています。

・クリック報酬型広告で自分でクリックをおこなう

・第三者にクリックや登録・申込を依頼する

・自己アフィリエイトが認められている広告以外で自ら広告に申し込む

・入手した商品の転売・配布をおこなう

虚偽情報での申込や第三者の代理申込はNG

嘘の個人情報で申込をおこなったり、第三者の代理で申込をおこなうことは禁止されています。

・存在しない個人情報で申し込む

・他人の個人情報で勝手に申し込む

・第三者の代理で申し込む

登録サイト以外での広告掲載はNG

アフェリエイトの認証を受けている登録サイト以外に広告を貼ることは禁止されています。

広告主は提携先のサイトを審査して承認の可否をしています。

登録サイトの内容で広告掲載を提携しているので、それ以外のサイトなどに広告を掲載

することは想定されていません。

広告素材を変更することはNG

広告主が用意してある素材を勝手に変更することは禁止されています。

・バナー画像の変更

・テキスト広告の文言変更

法律や公序良俗に反する記載はNG

公序良俗に反する内容をサイト内に記載することは禁止されています。

もちろん法律に違反する内容も禁止されています。

広告主に不利益となる記載はNG

広告主の不利益となる記載は禁止されています。

・誹謗中傷の記載

・広告条件とは異なるサービス名・社名等での宣伝

・誤解を招くような表現での宣伝

アフィリエイトで知っておくべき法律関係

アフェリエイトでは、商品やサービスの宣伝をしますが、表現方法によっては法律違反となる場合もあり法的責任を問われる可能性もあります。

遵守すべき法律については、しっかり確認しておきましょう。

景品表示法

景品表示法は、「事実と異なる商品・サービスの紹介」を禁じています。

商品やサービスを魅力的に宣伝したいと行き過ぎた表現になった場合は、「誇大広告」となってしまいます。

「誇大広告」は、景品表示法で禁止されています。

著作権法

他人の画像や本の内容など、無許可で使用すると著作権侵害となります。

薬事法医薬品医療機器等法

健康食品で「癌が治る」などの効果を断定したような表現は、薬事法違反になります。

健康食品や化粧水、育毛剤などを扱う場合は、表現に注意しましょう。

金融商品取引法

FXで「確実に収益が得られる」などの誇大な表現は、金融商品取引法違反になります。

また、古い情報や間違った商品・サービス内容を記載しないよう注意しましょう。

貸金業法

クレジットカードやローン系でギャンブルなどの社会的モラルに反する内容が掲載されている場合や「審査が通りやすい」などの文言の記載は貸金業法違反になります。

間違った内容を記載するのも貸金業法違反になりますので、貸付利率や限度額などの数字も正しく記載するよう注意しましょう。

所得税法

アフィリエイトで収益を得た場合は、納税の義務があります。

納税義務の条件は下記となります。

有職者がアフィリエイト(副業)で年間20万円以上の収入を得た場合

・無職者がアフィリエイト(専業)で年間38万円以上の収入を得た場合

この条件に該当する場合は、毎年3月15日までに確定申告をする必要があります。

まとめ

アフィリエイトは、手軽に簡単にできるとのイメージが強いと思いますが、守らなければいけないルールもしっかりあります。

商品やサービスを宣伝するために何をしてもいいというわけではありません。

広告主や購入者・申込者の不利益とならないよう注意をはらうことが大切になります。